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カーチュー

「カーチュー/Ca Tru」はユネスコの世界無形文化遺産にも指定されているベトナムの伝統芸能で、その歴史は11世紀までさかのぼるといわれている。 弦楽器・ダンダイ(Dan Day)、打楽器・ファック(Phach)、太鼓・チョンチャウ(Trong Chau)の3つの伝統楽器のしらべに合わせて、ベトナム古語の詩を吟ずるもので、歌い手は女性である。 アンプなどは用いず、上演中は演奏者の即興も加えられる。 一般的にごく少数の観客の前でのみ演じられ、オペラハウスのような大きな会場では演奏されない。 15世紀には北部ベトナムにおける宗教の歌や、王宮での余興(Hat Khuon)として発展したが、この室内楽は次第に結婚式や宴会、非公式の集まりでの出し物(Hat Hang Hoa)となり、ついには限られた個人の家でのみでしか見られないようになった。 その発展の歴史のなかで、一時期は「アヘン窟の音楽」といった悪いイメージを持たれた時期もあった。 フランス統治の時代にカーチューは衰退し、歌い手もほとんどいなくなってしまったが、今日のハノイでは後世に伝えるべき文化遺産として注目されている。 有名な演奏者であり指揮者として、ハノイ音楽院でも教鞭をとるフエ(Hue)氏がいる。 フエ氏は彼女が率いる楽団「カーチュー・タンロン」を通じて、「カーチュー」の復興を目指している。

エンターテインメント, アクティビティ, Hanoi

ローカル情報:

「カーチュー・タンロン」の演奏を聴きに行こう。 フエ(Hue)氏本人のほか、天才と誉れ高い彼女の13歳になる娘の歌声も聴ける。

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