店の名は、Muoi XiemおばさんのBanh Xeo(バインセオ)という意味。バインセオは、薄く焼いた米粉の生地の中に、エビ、ポーク、もやしとたっぷりのコリアンダーやハーブを包んで食べるベトナム版おかずクレープで、南部の名物料理だ。その看板料理の他、ベトナム版“たこ焼き”ならぬ、丸い生地にエビを入れて焼く“エビ焼き”のようなBanh Khot(バインコット)や、デザートのChe(チェー)等、南部の家庭で受け継がれてきた定番メニューが揃っている。正統派の南部家庭料理を、気軽に楽しめるお店だ。
ベトナム料理, 食事, サイゴン/ホーチミン
Muoi Xiemさんは、2007年にアメリカのスミソニアン博物館に招待されて料理をした経歴もある。