サイゴン/ホーチミン	 Vietnam

Museums in Ho Chi Minh City

プレミア博物館 で サイゴン/ホーチミン

  • 歴史博物館

    1920年代にルイ・フィノー美術館として設立された歴史博物館はインドシナ建築を代表する建物だ。ホーチミン市の中心部、レユアン(Le Duan)通りの突き当たりにあり、2000平米以上の広さの館内には、展示された文化遺産の品々を通じてベトナムの歴史をたどることができる。石器、ローマ貨幣、大砲、ベトナム少数民族のアイテムなどをチェックしよう。説明文はベトナム語、英語とフランス語で、入場料は1万5000VND。写真撮影したい場合は3万VNDのカメラチケットを購入する必要がある。毎日開館している。

  • ホーチミン市博物館

    リートゥチョン(Ly Tu Trong)通りにある歴史博物館、ホーチミン市博物館。ベトナムの2つの独立戦争、すなわち抗仏戦争とベトナム戦争の歴史が写真で綴られている。ベトナムで発掘された先住民の遺物なども展示されている。1885年に建造されたこのエレガントで控えめな建物は、フランス高等弁務官事務所、ヤーロン・パレス、最高裁判所、革命博物館と幾度となくその役割を変えてきた。そして今日ではホーチミン市博物館として、地元のベトナム人や観光客が訪れる場所となっている。

  • ベトナム伝統医学博物館

    ホーチミン市10区にあるベトナム伝統医学博物館はベトナム初の伝統医学に関する博物館。3000以上のアイテムがあり、なかには石器時代まで遡るものもある。伝統医学を培ってきたナイフ、粉砕機、薬鍋、乳鉢、漢方酒を作る広口瓶などの医療道具のほか、医学に関する本や資料も数多く展示されている。また、ベトナム伝統医学の歴史ドキュメンタリー『一世紀にわたる医療の知見』が常時上映されている。開館時間は毎日8時半~17時半。

  • ホー・チ・ミン博物館

    故ホー・チ・ミン主席の革命活動の写真や記念品が展示されているホー・チ・ミン博物館。4区のグエンタットタン(Nguyen Tat Thanh)通りにある。この場所はかつてサイゴンから外国へと渡るために造られた波止場で、故ホー・チ・ミン主席ゆかりの場所だ。1863年に完成した建物はフレンチコロニアルとベトナム様式を足したようなスタイルで、かつてはドラゴン・ハウス・ワーフ(Dragon House Wharf)と呼ばれていた。館内には故ホー・チ・ミン主席が履いていたサンダルや、ラジオなどもそのほかの展示品とともに並んでいる。21歳のグエン・タット・タン、のちにホー・チ・ミンとして知られるようになる青年は、この場所から独立への戦いを始めたのだ。今日でもベトナム人民から「ホーおじさん」として慕われる故ホー・チ・ミン主席について知ることのできる貴重な博物館だ。月曜日および金曜日午前は閉館。

  • 美術博物館

    優雅なフレンチコロニアルの邸宅を博物館として開放する美術博物館。1階は現代アートの特別展示、2階には写生画や絵画、彫像・塑像などの作品が並ぶ。展示された作品は「植民地支配国に対する抵抗」をテーマとしたものが多い。また、3階にはベトナムの古代の彫像などが陳列する。チャム、インド、クメールなど7~17世紀に作られた工芸品や、有名な海外アーティストの作品、ベトナムの少数民族が作った工芸品なども数多く展示されている。ゆっくりとフロア間を上下する現役のアンティークエレベーターも見所。1987年にホーチミン人民委員会によって美術博物館が創立される以前まで、建物は貿易センターとして使われていた。

  • クチトンネル

    クチトンネルは40年代に作られはじめ、ベトナム戦争時に、南ベトナム解放戦線(ベトコン)のゲリラ戦の拠点として拡張された。地下に住居、物資を運ぶルートのほか病院、学校までもが造られ、まるで網の目のように張り巡らされている。アメリカ軍に対抗するために使われた武器や罠などの展示品もある。ベトナム人の小柄な体格でやっと通れるような細い通路は現在一部公開されており、実際に入って体験することもできる。この地下の要塞と粘り強いゲリラ戦でベトコンたちはアメリカ軍を苦しめ、1972年にアメリカ軍は撤退、1975年にはサイゴンが陥落、ベトナムの長い分裂状態についに終止符が打たれたのである。ホーチミン市からは車、もしくはサイゴン川に沿ってボートで簡単にアクセスできる。ホーチミン市のツアー会社では半日ツアーなどを組んでいるところが多い。

  • 南部ベトナム婦人博物館

    3区ヴォーティサウ(Vo Thi Sau)通りにある南部ベトナム婦人博物館は、ベトナム人女性のために文化活動や教育、講演、文化交流などの場を提供することを目的とし、1985年に設立された博物館。展示は3フロア、10部屋に分かれ、建国から現代に至るまで、ベトナムで活躍した女性の歴史が伝統的衣装、装身具、写真資料などを交えて展示されている。ベトナム戦争時に暗躍した女性諜報員たちの写真など、当時を知る上で貴重な資料も多い。しなやかでたくましい南部女性の姿が生き生きと浮かび上がってくる。展示には英語の説明付き。図書館とブティックも覗いてみよう。

  • 戦争証跡博物館

    ホーチミン市3区にある戦争証跡博物館はベトナム戦争の歴史を実際に使用された戦闘機や戦車、大砲・爆弾などの遺物、写真などの貴重な記録でたどる博物館だ。1975年に設立され、毎年50万人以上が戦争証跡博物館に訪れるが、そのうちの3分の2は外国人だという。ヒューイ・ヘリコプターやBLU-82爆弾、M48パットンタンクといった本物の戦闘機や武器の戦争遺物は生々しく、枯葉剤の被害状況など目を覆いたくなるような凄惨な記録は、見る人に何か考えるきっかけを与えるはずだ。